2018年01月07日 17:21更新
ことし1年、火災や災害がないことを願うとともに防災意識を高める消防出初式が7日、上越市で行われ、団員が伝統のはしご登りを披露した。
消防出初式は、消防団員の士気の向上や市民への防災意識の高揚を図るため毎年開かれている。上越市内のショッピングセンターでは、板倉方面隊の団員が板倉区で130年続く伝統のはしご登りを披露した。はしご登りでは、高さ約7メートルのはしごの上から立ち上がる「たち遠見」や5人が息を合わせて登る「一番まとい」など21の技が披露され、集まった人たちから大きな拍手が送られた。はしご登りを見た親子は「迫力があり見ごたえがあった。感動した。」と嬉しそうに話した。板倉方面隊第二分団豊原第一部の山口洋一部長は「はしご登りをきっかけに無事故、無火災、無災害になれば」とことし一年の無事を祈念した。
この後、会場では、防火を呼びかける風船が配られたほか、消防車両が展示され子どもたちが消火服を着てポーズを決めるなど多くの家族連れで賑わった。
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