2018年01月05日 13:42更新
上越市内の卸売市場で5日、今年最初の競りが行われた。昨年は相次ぐ台風で入荷が減ったこともあり、関係者は災害のない一年を願っていた。
新印上越青果の初競りは午前7時から始まり、仲買人や卸売業者など約80人が参加した。市場には、野菜や果物が盛られた縁起物の宝船が並び、1船1万円で次々と競り落とされた。
新印上越青果によると、キャベツやレタスの産地で、昨年の台風の影響がまだ残っている他、キュウリやトマトの産地も年末の寒波が影響し、出荷が遅れているという。担当者は例年並みに回復するのは早くても2月になると見ている。
一方、隣の一印上越魚市場と上越水産でも初競りがおこなわれた。市場には、富山県で水揚げされたアジやスズキ、ウマヅラハギなどが並んだ。
一印上越魚市場によると、年末年始に海が荒れていたため漁ができず、入荷は少な目だということ。
近海での漁が、5日から再開されたため取扱量は、あすには回復すると見込んでいる。
※2018年1月5日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.