2017年12月21日 17:52更新
12月末に東京で開催される小中学生を対象にしたリズムダンスの全国大会に、上越市と妙高市から3つの小学校が出場する。
児童が出場するのは「全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」。特徴は、体育の授業にもなっているリズムダンスをクラス単位で披露するところ。ダンスの上手さもさることながら、ダンスが得意な子も、あまり得意ではない子も一緒になって楽しく躍ることが求められる。大会に向けて練習に励む児童を取材した。
上越市立黒田小学校
黒田小学校では、6年生29人が連日ダンスの練習に励んでいる。
今年で3年連続の出場。昨年は、5年生だった今の6年生が出場し2位と大健闘。「今年こそは優勝を」とメンバー全員張り切っている。
黒田小学校が挑むのは、決められた振り付けを交えて踊る規定曲部門で、全国から25チームが出場する。体の動かし方や向き、速さやタイミングをそろえるところがポイントで、児童は地元のダンススクールの講師からも指導を受けてきた。
本番直前の練習では、ダンスのテクニックだけでなく、応援してくれる家族や仲間たちに感謝の気持ちを込めて踊ることも確認していた。
上越市立小猿屋小学校
小猿屋小学校からは、6年生17人が規定曲部門に出場する。昨年に続いて2回目の出場。
昨年は練習不足で振りが合わなかったり、緊張のあまり笑顔で踊れず入賞できなかった。小猿屋小学校は、来年度、有田小学校に統合される。それだけに練習にも熱が入っている。
「毎日1回は踊る」を目標に、朝学活や放課後、休み時間など、合間を見つけて練習している。
小猿屋小学校の一番の強みは全員ダンスが好きな事。曲に合わせて「はい」と掛け声を入れることで、元気の良さを表している。目指すは頂点の「文部科学大臣賞」!
妙高市立斐太北小学校
斐太北小学校は、6年生14人が自由曲部門に出場する。苦手な事にも前向きに取り組もうと挑戦し、初出場で全国大会のキップを手にした。
市内でダンスの指導をしている金子紳也さんが振付に協力した。現在、インフルエンザの影響で全員が揃わない日もあるが、体育や課外活動の時間に練習を重ねている。
本番を目前に控え、課題は大きな声を出し全員の動きを合せることだという。児童は「楽しんで踊れて、見ている人も楽しく踊れるダンスに出来るよう、全国大会でも頑張りたい」と意気込む。
黒田小学校と小猿屋小学校では、あすの終業式のあとに壮行会が開かれ、練習の成果を全校児童の前で披露することになっている。斐太北小学校でもあすの終業式で激励会が行われる。
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