2016年12月04日 05:25更新
(写真提供:新潟県)
新潟県は4日午前4時10分、高病原性鳥インフルエンザウィルスが検出された、上越市柿崎区の養鶏場で飼育していたニワトリの殺処分が完了したと発表した。
処分したのは23万6,000羽。県によると清掃と消毒は5日までに、埋却は6日までに完了させる予定で作業が続けられる。
上越市内で鳥インフルエンザが発症したことを受け、上越市立水族博物館はマゼランペンギンへの感染を防ぐため、全羽を屋内施設に移動させた。
屋外のペンギンランドから、屋内のビーチランド内に移し、ペンギンにエサを与えるイベントも中止した。来場者はガラス越しにペンギンの様子を見ることができる。
水族館によると、飼育しているマゼランペンギンに感染に関わる異常は確認されていないということ。なお当館では、感染予防として入り口に消毒マットを敷いて対応している。