2017年12月13日 17:28更新
お年寄りが少しずつ体力や気力が衰えて、介護が必要になりかかった状態のことを「フレイル」という。いわゆる介護予備軍ともいえる。妙高市では、高齢者がフレイルにならないよう、予防教室を先月からはじめた。
フレイルは、早めに対応すれば健康に戻れる段階のこと。教室には65歳から80歳までの16人が参加した。
これは、口腔ケア体操。顔、首、口まわりを動かすことで唾液の分泌を促し、誤嚥性肺炎になりにくい効果がある。
この日は、管理栄養士がよりよい食事について紹介した。それによると高齢者は、野菜中心の食生活になりがちだが、1日に必要なエネルギーやタンパク質の量は若者も高齢者も同じということ。講師は「積極的に肉や魚、ご飯を食べてほしい」と呼びかけた。
教室では室内で簡単にできる運動も紹介された。講師は「筋力を落とさないために一種類でもいいので、取り組んでほしい」とエールをおくった。
妙高市健康保険課の職員は「元気であるということが大切。元気であり、健康であり、その両方からみなさんを支えていきたい」と話す。フレイル予防教室を来年以降も継続していくということ。
※2017年12月13日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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