2017年12月12日 18:22更新
きょう12日、柿崎区米山寺で除雪作業をしていた男性が作業中に手の指を切断し、重傷を負う事故があった。
市によると負傷したのは53歳の男性。除雪機の雪を飛ばすシューター部分に雪が詰まったことから、手で雪を取り除こうとしたところ、右手の人差し指と中指(爪部分)を切断した。本人は回転刃を止めたつもりでいたという。事故発生当時、周辺の積雪は9㎝だった。
市によると、除雪作業中の今冬の事故はこれがはじめて。
また、阿賀町ではきょう、90代の男性が除雪作業中に心配停止状態で発見されるという今冬初の死亡事故も発生している。高齢者による除雪作業中の事故は例年多発しており、今後も同様の事故が起こることが懸念される。県では、事故防止に万全を期すよう注意を呼びかけている。
【注意点】
・2人以上で作業。やむをえず1人で作業する場合は、家族や近隣住民に声をかける
・無理をせず、こまめに休憩する
・作業前には、流雪溝や水路等の危険か所を確認する
・はしごはしっかり固定。昇降時は特に注意
・高所作業中は足を滑らせないよう注意。命綱、ヘルメットも着用
・除雪機に詰まった雪の除去は、エンジンをとめてから
・軒下での作業は、屋根からの落雪に注意
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