2017年12月13日 05:00更新
クリスマスを前にケーキに欠かせないイチゴの収穫が上越市内のハウスで始まっている。
ハウスの中には、真っ赤に色づいたイチゴがたわわに実っている。こちらは、上越市大潟区で栽培する平沢正人さんのハウス。
現在、収穫しているのは新潟県が開発を進めている新しい品種「新潟いちご」。新潟いちごは、気温が低く日照時間が少ない地域でも栽培できるように品種改良されている。新潟県のブランドイチゴ「越後姫」より甘みがあり、果肉がつまっているのが特徴。また越後姫より1か月早く、12月に収穫できるため市内の菓子店で、クリスマスケーキに使用される。
常時8℃以上に保たれているハウスでは、現在「新潟いちご」と「越後姫の苗」、計1,650株が栽培されている。
「手塩にかけて栽培している。美味しいと言ってもらえるから頑張れる」と平沢さん。有機肥料を使うなど美味しいイチゴをつくるため、日々研究を続けている。
今年は苗を植えた後、9月、10月と天候がよく成育が順調だったものの、11月に寒い日が続き、昨年より15日ほど遅く今月2日から収穫が始まった。成育が遅れたたものの味は例年より良く、やや甘みが強いという。
収穫は、来年5月まで続く。平沢さんの育てたイチゴは、上越市大道福田にあるJAの農産物直売所あるるん畑で販売される。
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