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“想像を楽しむ” 稲田小で落語体験教室

2017年12月08日 19:52更新

上越市立稲田小学校で8日、上越市出身の落語家を招いた体験教室が開催された。

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落語の体験教室をひらいたのは瀧川鯉橋さん。鯉橋さんは上越市直江津出身。約20年前に師匠の瀧川鯉昇さんに入門し、5年前に真打に昇進した。

この日は稲田小学校の全校生徒と保護者450人を前に落語を披露。はじめに、鯉橋さんは「寿限無」を演じたあと、落語の楽しみ方を説明した。このなかで、落語はひとりで何役も演じることや、扇子や手ぬぐいを道具に見立てること、また、じっと耳をかたむけて場面を想像することが楽しむコツだと紹介した。

鯉橋さんは、このあと「時そば」と「粗忽の釘」を演じた。

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「時そば」を演じる瀧川鯉橋さん

瀧川 鯉橋さんは「想像して楽しむということは読書など他のことでもできる。そういうことに生かすきっかけになれば」と話した。

この落語教室は、6年生が東京への修学旅行で鯉橋さんの落語を聞いたことがきっかけで、上越に戻ってから、他の児童にも落語を知ってもらおうと実現したもの。

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