2017年12月06日 16:35更新
今月16日に妙高市両善寺にオープンする複合リゾート施設「ロッテアライリゾート」で6日、消防訓練が行われた。
ロッテアライリゾートは客室257、レストランとホテルを合わせ530人を収容できる。大きなリゾート施設ということもあり、新井消防署をはじめ、上越南消防署と頸南消防署も加わった合同訓練になった。
訓練は宿泊施設の3階から出火し、宿泊客のひとりが3階のベランダに取り残された想定で、はしご車による救出作業も行われた。
ロッテアライリゾートではオープンに先立ち、防火扉や水道管など古い消防施設をすべて入れ替えた他、安全対策のひとつとして、自動ドア・防火ドアが自動でオープンするパニックオープンシステムを導入した。坂俣和史 総務課長は「お客様のため安全対策には、一番お金をかけたと」話している。
新井消防署の竹田千秋署長は訓練をふり返り「延べ5万㎡を超える巨大な対象物。通年で消防事象が多いということを認識しなけらばならない。各隊連携して、人命救助を最優先とした活動が求められることになる」と講評した。
ロッテアライリゾートではこの後、ほとんどの従業員が参加して、宿泊客を避難誘導する訓練も行う予定。
※2017年12月6日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.