2017年12月02日 19:10更新

「３、２、１…」

カウントダウンとともに、ことしも上越妙高駅東口のイルミネーションが始まった。電球の一部にサクラの形をしたキャップが取り付けられていて、冬でもサクラが咲いているような風景を楽しむことができる。

イルミネーションは昨年度に続き、２回目。サクラの木17本に１万2,000個の電球が取り付けられた。電球の数は去年よりも4,000個多い。このうち、上杉謙信公の像がある広場の木４本の電球には、地元の大和小学校と和田小学校の児童が、サクラの形をしたキャップを付けた。冬でもサクラが咲いているような風景を楽しむことができる。さらに、ことしは駅のお出迎えキャラクター「ウェルモ」の形をした電飾が２か所に設置された。

イルミネーションを見た児童は「前回と比べてバージョンアップした」と楽しんでいた。またサクラの電球を見た女性は「カワイイですね」と話した。

電球は昨年度イルミネーションを実施した市民団体「上越妙高駅と共に歩む会」が市に寄贈した。点灯に先立ち式典が開かれ、村山市長が「駅の冬のシンボル。駅を訪れる人を温かく迎え、旅立つみなさんを優しく見送る。市民の幸せを照らす明かりになってほしい」とあいさつした。また「上越妙高駅と共に歩む会」の石平春彦会長は「駅のにぎわい、地域の活性化を進めてきた。みなさんとともに駅を盛り上げたい」と、イルミネーションの継続に感謝していた。このほか地元、大和保育園の園児が踊りを披露し、式典を盛り上げた。

点灯は来年３月14日（水）まで。時間は毎日午後５時～午後11時。