2017年11月30日 16:07更新
上越市の冬の風物詩、「川渡餅」があすまでの2日間、高田と直江津の菓子店で販売されている。
川渡餅は450年ほど前の川中島の合戦の時に上杉謙信が千曲川を渡る前、兵士にもちを配って士気を高め、勝利したという故事にちなみ、毎年12月1日に食べられるようになった。
謙信公の武運にあやかるだけでなく、無病息災や子どもがたくましく育つよう願いが込められている。
高田と直江津の菓子組合では、毎年11月30日と翌12月1日の2日間だけ川渡餅を販売している。上越市西城町3丁目の笹川菓子店ではきょう、定休日を変更して営業し、開店から買い求める人が次々と訪れた。
川渡餅はつきたての餅をあんで包んで作る。あんは、こしあんと粒あんの2種類。笹川菓子店ではもち米のほかに米粉を使用し、歯切れが良くなるよう工夫している。
川渡餅は、のぼりがある高田と直江津の菓子店で、あす1日まで販売されている。
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