2025年04月08日 16:45更新
知的障がいがある生徒を対象にした県立上越特別支援学校高等部の分校が、上越市板倉区の県立有恒高校の校舎内に新しく設置され、8日(火)に入学式が行われました。
有恒高校の中に設置されたのは、上越特別支援学校高等部の分校です。
入学したのは上越市に住む5人です。分校は知的障がいがある生徒が通う高田特別支援学校の教室が足りなくなる見込みのため、有恒高校にある使っていない教室を活用して設置されました。教室は4階建て2棟の2階を使用します。分校の設置にあわせて壁が改修されました。
式では、上越特別支援学校の長谷川修 校長が祝辞を述べました。
上越特別支援学校 長谷川修 校長
「高等部は卒業後の生活や進路を考える大切な3年間。実際の職場で働く体験をする機会も出てくる。夢と希望をもって、さらに自分を磨き、伸ばしていって一緒に 新しい学校、新しい歴史を作っていこう」
このあと、新入生を代表して伊賀一穂さんが挨拶しました。
新入生代表 伊賀一穂さん
「3年間たくさんの仲間を作り、いろいろなことを勉強し、たくさんのことに挑戦していきたい。先生方、地域の皆さん、ご指導よろしくお願いします」
生徒は全員が公共交通機関を使って通います。分校では障がいの有無に関わらず多様な生徒たちが一緒に学ぶ「インクルーシブ教育」を行う予定で、学校行事を通じて有恒高校の生徒と交流するということです。
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