2025年03月24日 16:29更新
去年の秋に発足した上越ジュニア音楽クラブの初めての発表会が22日(土)リージョンプラザ上越で行われ、所属する上越市内の小中学生が5か月練習した成果を披露しました。
上越ジュニア音楽クラブは、休日の部活動が地域クラブに移行するのに合わせ、中学校で音楽を教えていた元教員や吹奏楽団のメンバーなどが去年10月に立ち上げました。通っているのは、市内の小学1年生から中学1年生の23人です。
クラブを指導する上越市民吹奏楽団などとともに、「きらきらぼし」など8曲を演奏しました。
写真提供:上越ジュニア音楽クラブ
メンバーは去年11月から月に2回ほど練習してきました。ほとんどが初心者でメンバーの8割は小学生です。このため、楽器の組み立てから手入れ、手拍子や体を使ってリズムをとるなど基本的な練習から始めました。最初は管楽器の音が出ないなど苦労したということです。練習は打楽器や木管楽器などに分かれて行われ、複数の指導者が一人ひとりにアドバイスしてきました。
発表会は5か月の練習の成果を披露しようと初めて開かれました。
小学生
「うまくいって みんなから拍手もらえて うれしかった。(最初)音出せるかなと思っていたが、ちゃんと出せるようになった。学校での音楽が楽しくなった」
中学生
「(部活より)より専門的な指導を受けられた。高い音を出すときは、お腹に力を入れるなど教えてもらった。学校でも発表があり、その曲も教えてもらえて上達できた。発表会でも成功できてよかった」
上越ジュニア音楽クラブ 運営リーダー 綿貫英紀さん
「一緒に音楽ができるのかという不安、何とかしてあげないといけないという気持ちでやってきた。中学生だけでなく小学生自体が楽器に触れる機会がほとんど皆無。楽器を吹くパイ(数)が減っている危機感。いろいろな楽器に興味のある子に入ってもらい、とにかく楽しく一緒にやり、また一緒に演奏できるのがうれしい。『夢』」
上越ジュニア音楽クラブでは会員を募集しています。対象は小学2年生から中学3年生です。申し込みは随時受け付けています。詳しくは上越ジュニア音楽クラブ事務局までお問い合わせください。
■上越ジュニア音楽クラブ
電話:025‐530-8013
メール:joetsu.jmc@gmail.com
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