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人間国宝「山本東次郎」が観客500人を魅了!「えちご上越能」

2025年03月24日 16:35更新

「えちご上越能」が22日(土)、高田城址公園オーレンプラザで開かれ、人間国宝の山本東次郎さんなど演じ手が伝統芸能を披露し、およそ500人の観客を魅了しました。

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えちご上越能は室町時代から続く能や狂言に触れてもらおうと、去年に続いて開かれました。上演されたのは、狂言の「素襖落」と能の「熊野」です。

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「素襖落」は、家来の太郎冠者が使いとして主人の叔父のもとを訪ね、酒を振る舞われます。酒に酔って上機嫌になる太郎冠者を、人間国宝で88歳の山本東次郎さんが務めました。

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一方「熊野」は、平家全盛期 平宗盛に仕える熊野が病気になった母への想いを短冊に書き、宗盛に帰郷の許しをもらうまでの物語です。

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小道具の扇は、舞いをはじめ、酒をつぐ場面や、和歌を書き記す筆として使われました。

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訪れた人
「舞台のつくりもこうなっているんだ。私たちの中にもこういうことがありそうだなと くすっと笑った」
「(狂言)野村さんのファン。20年以来ずっと狂言を見ている。上越で見られるのはこれしか知らない。このような舞台を見ると
非日常を味わえて うれしい」

 

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