2025年03月14日 18:43更新
ちごトキめき鉄道が14日(金)、開業から10年の節目を迎えました。記念式典が直江津駅で開かれ、平井隆志社長は「これからも地域と一体になり、安定輸送を目指したい」と決意を新たにしました。
えちごトキめき鉄道は、北陸新幹線の金沢延伸に合わせ2015年3月14日に開業し10周年を迎えました。記念式典が直江津駅で開かれ、平井隆志社長は10年を振り返るとともに今後に向けて決意を語りました。
平井社長「この10年大きな事故や長期運休もなく安全な輸送を提供でき責任を果たせた。これからの10年ますます地域と一体になってがんばれるよう知恵を出し、できることを全てやって安定的輸送を目指す」
式典には、駅近くの直江津南小学校の6年生43人も出席し、お祝いのメッセージを届けました。
えちごトキめき鉄道は、沿線の人口減少やエネルギー価格の高騰などで厳しい経営状況が続いています。このため新潟県と沿線の3つの市から、再来年度からの7年間で22億円余りの資金支援を受けます。
平井社長
「まだ、経営は厳しい。これからも地域の人に使ってもらえるよう努力したい。沿線外の人にも喜んでもらえるよう、雪月花のサービス充実、長く滞在してもらい地域全体が活性化するよう取り組みたい」
式典では一般公募で選ばれた記念ロゴデザインの発表をはじめ、記念ロゴのヘッドマークを付けた列車の出発式も行われ、節目を祝いました。
えちごトキめき鉄道は、何とか利用者を増やしたいとしています。これについて平井社長は鉄道のメリットのひとつにお酒を飲めることをあげ、駅構内でビアガーデンを開くアイデアも披露していました。
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