2025年03月06日 16:04更新
上越警察署、新潟県警本部の交通指導課と交通機動隊の合同捜査班は3月6日(木)までに、保険金詐欺の疑いで上越市寺町1丁目在住の保険代理店に勤務する保険募集人39歳の男と、長岡市在住の自動車販売会社に勤務する会社員39歳の男を逮捕しました。
警察によりますと令和4年10月15日ごろ、2人は共謀し、会社員の男の家財であるテレビが故障した際、保険募集人の男の提案により新たに家財保険を契約し、損害が発生した日が保険契約前であるにもかかわらず、令和5年6月12日に発生したとうそをつき、保険募集人の男が保険会社に保険金を請求し35万3738円をだまし取った疑いです。
また2人は、保険募集人の男の仲介によって自動車保険契約をしていた第三者の普通貨物自動車が故障した際、男がその車を自走させて、会社員の男が働く自動車販売店に運んだにもかかわらず、故障車を自動車販売店へレッカー搬送したと保険会社にうそをつき、保険募集人の男は車両搬送費用保険金を、会社員の男は代車費用保険金を保険会社に請求しました。そして令和4年11月18日に車両搬送費用保険金15万円を、同年12月8日に代車費用保険金4万1250円をそれぞれだまし取ったということです。
被害に遭った保険会社はどちらも同じ会社で、令和5年7月に新潟県警本部の交通指導課に相談がありました。捜査を進めるなかで、男2人を今年2月19日(水)に家財保険金詐欺の疑いで逮捕、3月6日(木)に自動車保険金詐欺の疑いで逮捕しました。
警察は共犯事件のため、認否についてのコメントは控えたいと話しています。また、さらに余罪があるとして捜査を進めているということです。
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