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インバウンドを呼び込む方法学ぶ 妙高市でワークショップ

2025年02月28日 17:47更新

去年1年間に日本を訪れた外国人観光客は3600万人を超え、これまでで最も多くなるなか、外国人観光客を呼び込むための方法などを学ぶワークショップが27日(木)、妙高市で開かれました。

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ワークショップは外国人観光客の受け入れに力を入れている上越地域振興局が開きました。参加したのは上越市の飲食店やイベント企画会社など11人です。 

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国内や県内を訪れている外国人観光客の人数や傾向について地域振興局から説明がありました。 それによりますと去年1年間に日本を訪れた外国人観光客は3687万人で、これまでで最も多くなりました。また去年1月から11月までに県内に宿泊した外国人観光客は延べ35万8000人で、国別で最も多いのは台湾で、全体のおよそ3割を占めています。

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こうした現状を踏まえ、上越妙高駅前の商業施設、フルサットを運営する北信越地域資源研究所の野添幸太さんが講演しました。野添さんは大手旅行会社JTBに30年以上勤めていました。 

野添さんによりますと、外国人観光客は店や観光地を調べるためにスマートフォンなどの地図アプリ「グーグルマップ」を頻繁に利用しているということです。そのうえでグーグルマップに表示される店や観光地の情報を充実させることが大切だと話しました。

北信越地域資源研究所 取締役 野添幸太さん
「グーグルマップで欧米の人も台湾・香港の人も動いている。情報が古くないことが大切。休みの日が分からなくて来て、お店が閉まっていたら最悪」

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また、参加者は会場になっている妙高市矢代地区の古民家宿泊施設「MAHORA西野谷」を見学しました。運営しているのは妙高市でインバウンド向けの観光PRなどをしている台湾人のサイ・ウェンルさんです。去年4月にオープンし、これまで外国人観光客が40人ほど利用しました。

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施設では郷土料理づくりを体験することができます。この日は参加者が笹ずしを作りました。

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具材は山菜、野菜など数種類を揃え、自由に選ぶことができます。外国人のなかには肉や魚といった動物由来の食品を口にしない「ヴィーガン」などもいることを踏まえ、対応しているということです。

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参加者(イベント企画会社を運営)
「自分たちで作って食べることは特別な経験になる。今後ツアーの中に取り入れたい」
参加者(レストランを経営)
「データでみると、(オーストラリアより)アジアの人が圧倒的に多いのが分かった。考え方を変えなくては。(国によって)好むものも違うので研究していきたい」

北信越地域資源研究所 取締役 野添幸太さん
「(新幹線)コロナ前と比べても外国人が目立つようになってきている。上越妙高駅で降りる人もいることが実感できてきたタイミング。上越からの情報発信のボリュームがまだまだ少ない。相手は全国の観光地なので、そこ以上に活気づいて情報発信が重なれば、全国に勝てる」

※ご覧の記事は、2025年02月28日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30

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