2025年02月26日 15:21更新

上越市などで活動する11の読み聞かせグループが一堂に集まり演奏や劇などそれぞれの演出を生かしながら、読み聞かせのおもしろさや本の魅力を伝える初めてのイベントが23日（日）に高田城址公園オーレンプラザで開かれました。

オーレンプラザでは絵本の読み聞かせが定期的に行われていてその魅力を多くの人に知ってもらおうと初めて開かれました。

参加したのは上越市内を中心に活動している11の団体です。オーレンプラザ内にあるスタジオやエントランスホールなど6か所が会場になりました。

「未明ボランティアネットワーク」は日本のアンデルセンと呼ばれた上越市高田出身の童話作家小川未明作品のおはなし会を月に２回、高田図書館の小川未明文学館で開いています。イベントでは「きょうだいののねずみ」や「なかないきりぎりす」などを手作りのパネルと音楽を交えながら伝えました。

「星ふる清里会」は、紙芝居などを通じて清里区の歴史を伝える活動をしています。布にイラストを描いたロール式の「加美芝居」を披露しました。

読み聞かせを聞いた子ども
「全部おもしろかった。もっとお話聞きたい」

読み聞かせを聞いた子ども
「キリギリスがきれいになったのがおもしろかった」

訪れた人
「読み聞かせは難しくて上手に読み聞かせることができない。読み聞かせを聞いてみてこのような経験を積ませることは良いこと」

訪れた人
「子どもも楽しそうにしている。親もいろいろな話を聞いておもしろい。読み聞かせの楽しませ方が参考になる。ほかの団体の活動も知れるので良い」

おはなしジャンボリオーレ 茨木真実行委員長
「市内で活動している団体を埋もれさせない。お互いを知って活動の輪を広げてほしい。この場所でこういう人がこのようなやり方ができることをぜひ見て、聞いて知ってほしい」