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謙信の愛刀 国宝「山鳥毛」 8月に歴史博物館で展示

2025年02月25日 18:23更新

謙信公祭が今年100回の節目を迎えるのに合わせ、上杉謙信が愛用していた刀で国宝の「太刀無銘一文字」、通称「山鳥毛」が上越市で展示されることになりました。場所は上越市立歴史博物館で、期間は8月13日から24日までの12日間です。

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提供:上越市


通称「山鳥毛」は鎌倉時代中期に作られ、上杉謙信や景勝の愛刀として知られています。

上越市は謙信公祭が今年100回の節目を迎えることを記念して「山鳥毛」を市内に展示しようと、刀を所有している岡山県瀬戸内市に去年9月、借りるための依頼をしていました。

今月7日、国宝の展示に必要な文化庁の許可が下りたことを受けて、先週21日、中川市長が瀬戸内市の武久顕也市長のもとを訪れ、借りるためのあいさつをしました。

上越市によりますと武久市長は「県外で初めての展示は上越市に決めていた。購入する際に上越市から応援をしてもらったので、義の心をもって応えたい。ぜひ山鳥毛の魅力を伝えてほしい」と話したということです。

中川市長は「ご協力ありがとうございます。上越市民も山鳥毛の展示を楽しみにしています」と感謝の気持ちを伝えました。

瀬戸内市が「山鳥毛」を5年前に取得してから県外で展示されるのは初めてです。

「山鳥毛」を巡っては7年前に上越市が歴史博物館のオープンに向けて取得しようとしましたが、所有者と折り合いがつかず断念した経緯があります。

展示は今年8月13日から24日までの12日間、歴史博物館で行われます。展示方法や料金は今後検討していくということです。

上越市は「山鳥毛」の輸送などにかかる費用、およそ1000万円を新年度予算案に盛り込んでいます。

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