2025年02月21日 00:00更新
上越市の郷土料理でおなじみのサメ肉を使ったレトルト食品「シャークカレー」が20日(木)、県内外の無印良品13店舗などで発売されました。開発した上越市立直江津小学校の児童が市内の店舗などで商品の魅力をアピールしました。
「シャークカレー」は、上越市の郷土料理でおなじみ、サメの肉をメインにしたレトルトカレーです。ルーは和風だしで味付けされていて、隠し味に地元の山本味噌醸造場のみそを加えコクを出しています。上越の食文化を学んできた直江津小学校の5年生27人が、今年度無印良品直江津と共同開発しました。
カレーは無印良品直江津で発売され、児童が訪れた人にチラシを配って商品の特徴を伝えました。
チラシにはQRコードがあり、スマートフォンなどで読み込むとカレーの魅力を紹介する動画を8種類見ることができます。いずれも児童が作りました。
また会場のポップも児童の手づくりです。
訪れた人
「孫が作ったので買いに来た。食べるのが楽しみ。きょうかあす食べる」
「みそを入れたと言っていたので、どんな味になっているか確認したい」
20日(木)は県内の特産品などを扱う東京の「銀座・新潟情報館THE NIIGATA」でも販売されました。児童は訪れる人たちにオンラインでこだわりなどを説明しました。児童は「(価格を下げると)サメとジャガイモの量が減ってしまう。ジャガイモが少ないのはみんなが嫌だといったので(価格)550円になった」と説明しました。
児童
「幅広い人にサメの味や文化を知ってほしい」
「(販売)とてもうれしい。みんなにおいしいと言ってほしい」
「(こだわりは)パッケージのヒレの形。中身のサメの大きさ」
「サメ肉がごろごろとたくさん入っていてやわらかい。ぜひ食べてほしい」
良品計画 地域事業担当 五十嵐めぐみさん
「『サメの食文化があることを知ってほしい』、『直江津を好きになってほしい』という思いが込められた商品なので、このカレーを通して直江津のまちが盛り上がるといい」
「シャークカレー」は1個550円で、県内や長野県、東京都の無印良品13店舗のほか、上越地域の郵便局などでも販売されています。
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