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絶滅危惧種「オニバス」復活へ 三和中生徒が種の皮取り除く

2025年02月06日 09:00更新

上越市立三和中学校の生徒が国の絶滅危惧種「オニバス」を上越市三和区の谷内池に再び咲かせようと取り組んでいます。

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去年6月 谷内池でオニバスの種を採取したときの様子

三和中学校はかつて地元の谷内池に咲いていた絶滅危惧種「オニバス」を再び咲かせる取り組みを、市民団体「三和の自然と地域を育む会」などと一緒に進めています。谷内池のオニバスからタネを取り出し、3年前から学校のプールで育てています。

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去年は10株すべて花が咲き、実からは種が5000個以上取れました。花が咲いた数と種は、これまでで最も多くなりました。

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生徒はこの日、取り組みに参加している新潟県生態研究会の竹内紀夫副会長に教わりながら、種を覆う薄い皮を水で洗い流しました。

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生徒
「ぬめぬめしている」
「バラのトゲみたなものがある」

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生徒
「オニバスの種を来年度につなげる活動ができてよかった。来年度もプールで育てると思うが、きれいに咲いてほしい」
「(来年度は)池にきれいに咲いて、谷内池がさらにきれいになってほしい」

取り出した種は春まで水につけます。その後芽が出たものを土に植え、学校のプールや谷内池で育てることにしています。 

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 新潟県生態研究会 副会長 竹内紀夫さん
「(来年度は)新しい苗を作って谷内池で育て花を咲かせたい。オニバスを復活させ、三和の皆さんが元気になってほしい。子どもたちも優しい心をもってほしい」

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