2025年01月30日 09:15更新
上越市と妙高市で去年1年間に救急車が出動した件数は1万1100件を超え、これまでで最も多くなりました。コロナ禍以降、市民の活動が増えていることや高齢化が進んでいるためと見られています。
上越地域消防局によりますと上越市と妙高市で去年1年間に救急車が出動した件数は1万1478件で、前の年に比べ631件増え、これまでで最も多くなりました。救急車は1日にあたりおよそ30件、45分に1回出動していることになります。運ばれた人の7割は高齢者でした。
出動件数が増えた要因について、コロナ禍のあと市民の活動が増えていることや高齢化が進んでいるためとみられています。
続いて火災の発生件数です。年間50件で前の年より22件減りました。このうち住宅を含む建物火災は31件で、前の年より2件減りました。主な出火原因はストーブやコンロなどでした。
火災の件数は減ったものの、建物が密集する上越市高田地区で火災が3件あり、火が住宅などに次々と燃え移り、20棟以上燃えて1人が亡くなりました。年間の死者は2人、けが人は7人といずれも前の年より2人減っています。
このほか、山で遭難した人を救助した件数は24件で前の年より11件増えました。登山をする人やバックカントリーをする人が増えたためとみられています。
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