2017年11月18日 19:04更新
地元産品のおいしさや食の大切さについて理解を深める、「食育フォーラムin上越2017」が18日、
上越市市民プラザで開かれ、多くの家族連れで賑わった。
この催しは、地元のおいしい食材に触れ、食の大切さを知ってもらおうと、「上越の食を育む会(上越食育推進協議会)」などの主催で毎年開かれている。今年で13回目の開催。
会場では杵つき餅やスキー汁がふるまわれたほか、地元食材やグルメの販売、食品に含まれるカロリーや糖分を当てるクイズラリーなどが行われ、多くの家族連れで賑わった。クイズに挑戦した家族連れの男性は「子どものおやつはあまり気にせず、食べたいものを食べさせていたが、今後は摂取しすぎず、良い物をあげていきたい。」と話していた。女の子は「アイスの中に入っている砂糖の量がわかった。自分は5年生だが、摂取できる適正量も知った。1日にいっぱいアイスを食べようにしたい。」と学習の成果を今後につなげてくれる約束をしてくれた。
人気を集めていたのが、上越が誇る発酵食品、「みそ」に出汁と具材を混ぜて丸めた即席みそ汁、
「みそまる」を作るコーナー。みそまる5グラムに対して180㏄のお湯で簡単に味噌汁が飲める。
みそまるの上にはトマトやかぼちゃ、オータムポエムなどのパウダーやとろろ昆布をお好みでかけた。
体験した親子は「簡単にできるし、冷凍保存もできそう。発酵食品は体に良いので食べていきたい。」と
話していた。
訪れた人たちは様々な体験を通じて、食の大切さと上越の地域産品のおいしさを再認識していた。
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