2024年12月22日 21:48更新
能登半島地震の被災地を支援しようと、上越市立板倉中学校の生徒たちが、ことし11月に地元の祭りでイベントを開き、参加費として集めた3万円を災害義援金として寄付しました。
寄付をしたのは板倉中学校3年生で、実行委員会のメンバー3人です。18日、板倉区総合事務所を訪れ、宮下明所長に3万円が入った箱を手渡しました。
板倉区では毎年11月に「板倉ふれあいまつり」が開かれていて、板倉中学校の生徒は去年からまつりに参加しています。ことしは生徒の実行委員会が中心になり、全校の3分の2にあたる1年生から3年生までの有志80人が、前日にテントの組み立てを手伝ったほか、当日は吹奏楽の演奏や、ダンスを披露するなどして盛り上げました。
また100円で射的やボールすくいなどができる縁日ブースを設け、延べ300人が楽しみました。生徒は祭りのあと、集まった3万円の使い道について話し合いました。その結果、能登半島地震の被災地を支援するため災害義援金として寄付することにしました。
生徒
「(1月1日)死ぬかと思ったが、(石川など)被害が大きく大変な思いをしている」
「復興が終わっていない、良い思いをしてもらえるように」
「店が潰れたり、食料や生活物資に困っていると思うので役立ててほしい」
寄付は日本赤十字社新潟県支部を通じて、被災地に届けられます。
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