2024年12月16日 13:37更新
「個性」で学び合い!
上越地域にある高校12校の美術部と書道部の作品を一緒に展示する「合同展」が14日(土)に上越市のミュゼ雪小町で開かれました。 合同展は生徒同士が学校の垣根を越えて感性を刺激し合い、学びにつなげようと60年以上前から毎年、開かれています。会場には美術部の82点、書道部の32点が展示されました。これは新井高校2年生坂井水樹さんの油絵「表裏」です。心の中の「表と裏」をオレンジと青の対照的な色にしました。
坂井水樹さん
「悪の中にも善があって善の中にも悪がある。考えてもらえる作品にしたかった」これは新井高校2年生五十嵐美音さんの油絵「残酷」です。時間の流れを、手のひらで時計が溶けだす様子を描き、あっという間に過ぎることを表現しました。
五十嵐美音さん
「時間が溶け出すのを時計で表現したところをみてほしい」生徒は会場で、お互いの作品の感想を言い合う批評会も行っています。
坂井水樹さん
「色の使い方や表現の仕方、構図などそれぞれ個性があった。おもしろくてまねしたいと思った」
五十嵐美音さん
「影の描き方が苦手。ほかの人の作品を見て影の色の使い方などを学んだ」新井高校の津幡潔教諭は「書道と美術など違う分野の作品に触れることもいい刺激になれば」と話していました。
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