2024年12月15日 17:53更新
練習は本番と思って。本番は練習と思って
県立上越総合技術高校の弓道部が、今月下旬、三重県で開かれる全国大会に出場します。練習の様子を取材しました。
全国大会に出場するのは、上越総合技術高校弓道部の2年生5人です。3人制の男子団体戦と、個人戦、男女それぞれ1人ずつ出場します。全員、高校に入ってから弓道を始めました。男子団体戦のメンバーは11月に行われた県大会で優勝し、団体戦として4年ぶりの全国大会出場を決めました。
これまでの練習では的中率を上げるため、弓を引いた状態であえて5秒以上保った状態をキープしてから矢を射る練習を繰り返してきました。全国大会には51校が出場し、予選で上位32チームに入ると、決勝トーナメントに進むことができます。
上越総合技術高校 弓道部 2年 笠原雄太さん
「(全国大会出場)あまり実感がない。(団体戦に向け)雑談をいっぱいするのが一番いい。外した後の修正が早くできるようにしている。予選を突破して決勝リーグに進めるようにしたい」
一方、女子個人戦には県大会で優勝した2年生の岸田萌花さんが出場します。週5日の部活動に加え、自主練にも励み、初めての全国大会の切符をつかみ取りました。目標は予選突破です。
上越総合技術高校 弓道部 2年 岸田萌花さん
「練習の時もずっと心の中で『きょうは本番の日』と想定。大会の時は練習のような気持ちで取り組む。精一杯の努力をして完璧な状態で大会に臨めるように頑張りたい」
男子個人戦には団体メンバーの笠原雄太さんが出場します。
全国大会は今月25日から27日まで三重県四日市市で行われます。
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