2024年12月13日 17:44更新
年末の繁忙期に向けて、消防署の職員が上越市本町と仲町にある飲食店などを訪問して、火災予防を呼びかけました。
上越南消防署では、毎年年末を迎えたこの時期に、本町と仲町の飲食店をまわって防火を呼び掛けています。
上越南消防署 保坂達也 署長
「火災は、これ以上絶対に出さない。発生しても最小限の被害に食い止められるように指導、広報をお願いしたい」
12日は、上越南消防署の職員18人が手分けをして、夜7時から1時間ほどかけて、本町と仲町にある飲食店およそ300店を訪問し、チラシを配りました。
チラシには、コンロと壁との距離が近すぎないか。消火器の使い方は分かりますか、といったチェック項目が書かれています。アートホテル上越では消火器の使い方が指導されました。
【消火器の使い方】
①ピンを抜く ②ノズル先端を持つ ③レバーを握る
アートホテル上越 庭野純志 支配人
「私たちの建物から火災を起こさないことが一番。資料を基にチェックをして防火に努めたい」
上越南消防署によりますと去年管内で発生した火災は10件でした。今年は12月12日現在、13件で去年を上回っています。このうち、今年2月は本町6丁目で住宅など6棟が焼けたほか、3月には本町1丁目で8棟、10月には本町2丁目で6棟が全焼する火災が発生し、1人が亡くなっています。いずれも住宅密集地での火災でした。
上越南消防署 保坂達也 署長
「1軒火災が出ると、すぐに両隣に。さらに奥に燃え広がり、数軒が損傷する。最近多いのが電気火災。プラグを掃除して火災を起こさないよう徹底を」
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