2024年12月13日 17:40更新
上越市と妙高市に住む外国人が増えていることを受け、外国人が火災予防を学んだり119番通報を体験する研修会を13日(金)上越地域消防局が初めて開きました。
参加したのは上越市や妙高市の企業で働くフィリピン、ミャンマー、ベトナム人、およそ30人です。
はじめに家電は使い方を誤ると、火災につながることを教わりました。消防局の署員は実際にレンジを使いながらカップラーメンの容器をふたがついたまま加熱すると危険なことを紹介しました。
また、たこ足配線で家電や機器をつなぎすぎると、流れる電力が容量を超えて火が出るおそれがあることを説明しました。
続いて火災警報器の役割を学んだあと、電話を使って119番通報を体験しました。
上越消防署管内では外国人から通報を受けた場合、電話を通訳にもつなげてベトナム語やタガログ語など32か国語に対応しています。
参加者
「ミャンマーと番号が違うことを日本にきて知った」
「通訳がいて本当に良かった。時間がかかるが安心して伝えることができる。」
上越地域消防局予防課 普川敦 副課長
「習慣や文化の違いによって危険性の認識も違う。日本での火災予防を深く周知したい」
上越地域消防局では来週、ほかの企業の外国人にも同じ研修会を開くことにしています。
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