2024年12月10日 17:13更新
上越市内の菓子職人が10日(火)に障がい者支援施設「かなやの里」を訪れ、クリスマスにちなんだ和菓子を利用者の前で5年ぶりに作りました。
和菓子を作ったのは、上越市内の菓子職人で作る「東和会高田支部」のメンバー5人です。「かなやの里」の利用者およそ100人の前で匠の技を披露しました。
作ったのは、クリスマスにちなんで「ベル」の形をした「ねりきり」です。アンコを色付けた白あんで包んだあと、木の型にはめて形を整えます。
その上にヒイラギに見立てたヨウカンなどを添えて完成です。
「東和会高田支部」では利用者に喜んでもらおうと、40年以上前から毎年、クリスマスに合わせて和菓子を作り、プレゼントしてきました。かなやの里によりますと、利用者があわせておよそ300人いて、毎年この時期を楽しみにしているということです。
コロナ禍は和菓子のプレゼントのみでしたが、今回は5年ぶりに利用者の前で作りました。あらかじめ作ったクリスマスツリーや雪の結晶をモチーフにした「ねりきり」と合わせて310個がプレゼントされました。
東和会高田支部 宮越雅士会長
「クリスマスや冬の情景を思い浮かぶよう、見た目に美しくおいしい和菓子。目でも口でも楽しめるよう工夫した」
かなやの里の藤井顕順理事
「久しぶりに実演してもらい利用者も喜んだ。おいしくいただきたい」
プレゼントされた和菓子は、さっそくこの日の昼食のデザートとして振る舞われました。
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