2024年12月07日 13:45更新
しめ縄作りの文化が残る上越市牧区で、6日(金)地域住民を対象にしめ縄づくり体験が行われました。
しめ縄作りを体験したのは、地元の住民12人です。牧区では、農家の冬の貴重な収入源とし戦前から「細縄」や正月飾りの「しめ縄」などが盛んに作られていました。現在も一部の農家が生産しており、その文化を伝えていこうと今回住民を対象に体験会が企画されました。
参加者は、はじめに牧区でとれた稲わらを3等分し、それぞれの束にわらで作った芯を入れてねじりました。この後、2つの束を、ねじりながら締め上げていきます。最後に残りの1束を加え、ねじりながら巻きつけ、両端を縄で結んで完成です。
参加者はなれない作業に苦戦しながらも、講師のサポート受けたり、参加者同士で協力しながら完成させました。
参加者
「すごく楽しく、うまくできて満足」
「何年もやっているが年をとって難しくなってきた。ねじったのが戻ってしまうので難しい」
「神棚に毎朝お参りするが、自分の作ったしめ縄だと違う。家族の健康を守ってもらうために作った。交換するときに1年間ありがとうという気持ち」
牧地区公民館主事 梨本りよ子さん
「自分で作ったしめ縄を正月に飾りたいという希望は多い。高齢になっていきているため、若い人に少しでも伝えたい」
牧地区公民館では10日(火)に正月の輪飾りづくり講座、13日(金)には中華風チマキやスキー汁をつくる教室が開かれます。
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