2024年11月27日 16:00更新
妙高市の城戸市長は就任から2年が経ち任期を折り返しました。26日(火)の定例記者会見では、人口減少への挑戦に注力してきたこの2年を振り返りました。
城戸市長は今月25日で就任から2年がたち、26日開かれた定例記者会見でこれまでの市政課題への取り組みについてふり返りました。
城戸市長
「移住者 転入者を増やすため、建物取得のときには県内一の制度に。社会状態については若干改善されつつある。世代の若い高校生と大学生の連携、職員のさまざまなアイデアにより取り組んだ」
そして、来年の秋に市役所近くにオープンする図書館を含む複合施設について、一度だけでなくまた来たいと思ってもらえる施設にし地域活性化の起爆剤にしたいとオープンに期待を寄せました。
城戸市長
「新図書館を含む複合施設を起爆にして、人の流れをもう一度中心市街地に呼び込み活性化を図っていきたい。それが1番大きな考え」
また冬のスキーシーズンに向けては、市内の一部のスキー場がゴンドラを入れ替えたり、観光庁に採択された事業で老朽化したホテルや旅館の改装などを行った結果、インバウンドの予約がすでに入っており、順調との見方を示しました。
一方で市内の宿泊施設の経営者が宿を手放し、代わりに市外の人や外国人が購入し新しく事業を始める事例が増えていることについて、次のように話しました。
城戸市長
「外国・市外の人が購入することもあるが地域全体としてはいいこと。地価の上昇により新たなビジネス・モデルも生まれてくることも。いい受け止め」
このほか、シンガポールに本社を置く不動産投資運用会社「ペイシャンス・キャピタル・グループ(PCG)」が妙高高原から斑尾高原地域にかけて進めるリゾート開発について、次のように期待を示しました。
城戸市長
「交通の要所として長野駅 飯山駅 上越妙高駅。3つの新幹線に囲まれたこのエリアは、首都圏から見ても交通の便がいい。関西からのお客さんは上越妙高駅で降りてもらえるのが一番近い。関東からは本数によっては長野駅に。広域的なリゾートであれば飯山で降りて斑尾高原も妙高になる。3つの駅をうまく活用してもらうことが妙高にとって1番のメリット」
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