2024年11月26日 11:50更新
2年前の大雪で全壊した妙高市関川地区の教会堂が、跡地の近くに建て直されることになり、来年11月から利用できる見込みです。新しい教会堂では地元の人たちなどによるコンサートやアートの展示会が開催されたり、カフェスペースが設けられる予定です。教会を運営する池の平クリスチャン村では「身近な場所として誰でも気軽に立ち寄ってほしい」と話しています。
画像提供:池の平クリスチャン村
教会堂は、妙高市関川地区にある妙高高原ビジターセンターの近くにありました。58年前の1966年、キリスト教の会員などで作る池の平クリスチャン村が建て、主に村の会員が夏の礼拝などに利用してきました。
池の平クリスチャン村ホームページ
しかし、2年前屋根に積もった雪の重みで全壊しました。
池の平クリスチャン村 佐藤のぞみ村長
「前の教会が全壊して衝撃を受けた。池の平クリスチャン村みんなで2年がかりでいろいろな話し合いをしてきた。出来るだけ地域の人や観光客を含め皆さんに足を運んでもらえるような建て方をしたい」
画像提供:池の平クリスチャン村
新しい教会堂は跡地の向かいに建てられます。大きさはおよそ80平方メートル、以前と比べて半分ほどになっています。癒しの場として会員以外の人にも利用してもらうことを目指し、オープンスペースが設けられます。ここでは地元の人たちなどによるコンサートやアートの展示会が開かれる予定です。
画像提供:池の平クリスチャン村
またカフェスペースが設けられます。建設費用は2400万円をベースに今後も寄付や献金を募る予定です。
池の平クリスチャン村 佐藤のぞみ村長
「アートギャラリーやコンサートなどいくつか実現したい夢がある。少しでも興味のある人は寄ってもらい、楽しんでもらえたら うれしい」
画像提供:池の平クリスチャン村
工事は来年5月から始まり、利用は来年11月からの予定です。
画像提供:池の平クリスチャン村
工事は、土の中の環境を大切にしながら森づくりにつなげる考え方「土中環境」に基づいて行なわれます。この工事に合わせて「土中環境」のワークショップが来年5月から9月にかけて行われます。詳しくは、池の平クリスチャン村のホームページをご覧ください。
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