2024年11月20日 19:37更新

SNSでうその投資話を持ちかけられた妙高市在住の60代女性が、現金400万円をだまし取られたことが11月20日（水）までに分かりました。警察ではSNS型投資詐欺事件として捜査を進めています。

警察によりますと、今年9月中旬、妙高市在住の60代女性がスマートフォンの動画共有アプリで動画を見ていたところ、投資関係の広告動画が表示されました。女性が広告にアクセスすると、SNSに誘導されアカウントを登録しました。その後、日本人の氏名を名乗る者から「いくら欲しいのですか。生活は大変ですか」などのメッセージが送られてきました。さらに別の日本人の氏名を名乗る者から、メッセージで投資を持ちかけられ、現金400万円を用意するよう指示されました。女性は銀行に行って現金400万円を下ろし、10月21日、女性の自宅に来た男に手渡しました。

その後、家族が女性のスマートフォンに保存されているSNSのやり取りを確認して、被害に気付き、警察に被害届を出しました。

妙高警察署管内でSNS型投資詐欺の被害届が出されたのは今年2件目です。

警察ではインターネットやSNS上には著名人をかたった うその情報などがあるため、投資や勧誘などを持ちかけられたら家族や警察に相談するよう注意を呼びかけています。