2024年11月15日 15:00更新
上越市の三和、中郷、清里牧、板倉の4つの商工会が来年4月に合併することになり14日(木)に調印式が行われました。新しい名称は「上越南商工会」です。
調印したのは三和、中郷、清里牧、板倉の4つの商工会です。中川市長立会いのもと、それぞれの会長4人が契約書に署名しました。
4つの商工会では、加盟する事業者の数が減り、経営指導をする体制を維持することが難しくなっていました。最も少ない中郷の会員数は92で、県から補助を受けられる会員の基準100を下回っていました。
こうした状況を受け、4つの商工会では3年前から合併に向けた協議を進めてきました。その結果、今年6月に基本合意に達しました。
新しい名称は「上越南商工会」で事務所は板倉区の保健センター内に設けられ、業務を来年4月1日から始めます。各商工会に1人ずついる経営指導員もそのまま移り、4人体制になります。
合併後の会員事業者はおよそ470になると見られています。
合併推進協議会 板倉商工会の樋口隆史会長
「合併により、指導員数、職員数を確保し、会員にサービスを提供できる。各商工会が培ってきた事業や支え方を尊重し、会員の事業が継続発展できる指導をしたい」
4つの商工会は今後、設立委員会を立ち上げ、事業計画などをまとめていくことにしています。
上越市内では商工会の合併が進んでいます。大島、浦川原、安塚は去年合併しました。大潟、吉川、名立、頸城の4つも来年4月に合併する予定です。
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