2024年11月01日 17:30更新
上越市寺町の秋の恒例行事「大根焚き」が3日(日)行われるのを前に、1日(金)地元の人たちが集まって仕込み作業をしました。
上越市寺町2丁目の浄興寺では、毎年この時期、地元住民でつくる「浄興寺大門通りまちづくり協議会」が、無病息災を願って「大根焚き」をしています。浄土真宗の宗祖で浄興寺をつくった親鸞聖人に、煮たダイコンを振る舞ったことが由来とされています。
1日はメンバー19人が町内会館に集まり、90本のダイコンを5センチほどに切り分け、コテで「浄(じょう)」の文字を焼き付けました。用意した数は360食分です。
浄興寺大門通りまちづくり協議会 清水誠一 会長
「浄土真宗の『浄』、浄める『浄』の(意味で)印をダイコンに押している」
ダイコンは2日に味付けをして一晩寝かせたあと、3日浄興寺で販売されます。時間は午前11時から午後1時まで。価格は1セット600円で、ダイコンのほか厚揚げやおにぎりが付きます。
浄興寺大門通りまちづくり協議会 清水誠一 会長
「笑顔で健康になってもらいたい。多くの人に来てもらえることを願って作業を続けたい」
「大根焚き」は数に限りがあるということでなくなり次第終了です。また、当日は上越高校の生徒が配膳などの手伝いをするということです。
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