2024年10月25日 11:42更新
元日の能登半島地震で田んぼの斜面が崩れる被害があった上越市牧区坪山で24日(木)、稲刈りが行われました。
上越市牧区坪山では、農家民宿どぶろく荘を営む中川卓夫さん親子がおよそ16ヘクタールの田んぼでコシヒカリや新之助など5品種を育てています。
元日の能登半島地震の影響で田んぼの5か所で斜面が崩れ、5月に重機を使って復旧作業が行われました。
24日は被害があった田んぼで育てた、みずほの輝きを刈り取りました。
どぶろく荘 中川卓夫さん
「(稲刈りが)あと少しになってめどがついたのでホッとした」
無事に収穫を迎えることができましたが、今年は秋に降り続いた雨の影響で稲が倒れる被害があり、収穫量が減る見込みです。
どぶろく荘 中川卓夫さん
「復旧したお金を今年の売り上げから支払わないといけない。復旧工事に300万円かかったので、経営が苦しくなる。来年は豊作を願うだけ」
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