2024年10月22日 17:28更新
夕暮れが早まり交通事故が増えるこの時期に合わせて、ドライバーに県産のコシヒカリを配りながら早めにライトをつける呼びかけが、22日(火)に上越市大貫の山麓線で行なわれました。
事故防止を呼びかけたのは、上越交通安全協会や協会の会員で、トラックやバスなどを扱う事業所の職員など16人です。上越市大貫の山麓線で、ドライバーに注意喚起のチラシや、県産コシヒカリ3合など100セット配りました。コシヒカリには「交通事故 おこすまい(米)」というメッセージが込められています。
県内では夕暮れが早まる10月から年末にかけ、高齢者の事故が増える傾向にあり、10月は「高齢者交通事故 防止運動」が行なわれています。上越警察署によりますと、今年1月から10月21日までに管内で起きた人身事故は151件です。このうちおよそ半数の71件が高齢者がかかわる事故で、車を運転していた、または車にはねられるなどして1人が死亡、30人がけがをしています。
現在の日没は午後5時ごろで、協会ではこれよりも1時間早い午後4時ごろをめどに車のライトをつけるよう呼びかけています。
上越交通安全協会 笹川正吉 事務局長
「日が暮れてからのライト点灯では遅い。午後4時前後にライトを点灯させ、自分の位置を早く知らせる運転をしてほしい」
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