2024年10月21日 13:55更新
上越地域の特産品を県外の人にアピールしようと、今月7日(月)から12日(土)の6日間、関根学園高校の生徒と東京都千代田区にある神田外語学院の学生が、東京で物産店「おかえりby雪國商店」を開きました。心を込めて販売したふるさとの味は、地域や世代を超えて大好評。大都会にたくさんの笑顔が咲きました。
写真提供:神田外語学院(以下全て)
この取り組みは、去年に続いて関根学園高校と神田外語学院が連携して行われました。ふるさとの魅力を知り、上越地域の特産品を県外の人にアピールする「越境キャリア教育」の一環です。
生産者を訪問
生徒は今年6月に東京で物産展を開き、そこで得られたお客さんの反応などを見て、10月の物産展で取り扱う商品を再考しました。また、より深く商品を知ろうと生産者を訪ね、特徴を学んだほか、ラジオにも出演してPRするなど準備を重ねてきました。
JCVのラジオ番組にも生出演 店舗をPR
店は神田外語学院の校舎1階 MOVE多言語センターに開きました。商店街とつながっていることもありサラリーマンを中心に多くの人が訪れ、関根学園高校の生徒たちが店頭に立った11日(金)は、開店時間の午後5時前から人だかりができました。
販売した商品は生徒と学生が相談して選び、日本酒や珍味、出陣餅や公園通りの花クッキーといった名菓など、上越地域の特産品98品目です。日本酒や岩の原ワインはほとんど完売しました。
11日(金)の来店者数は270人、売上は去年のおよそ48万円を14万円上回る62万円ほどと、いずれも過去最高となりました。
神田外語学院の池田政隆 専任講師は「高校生と学生たちは、活動を通してふだん教室では体験できない貴重な気づきや学びを得ることができた。活動を通して、地域や世代を超えてたくさんの笑顔が咲き誇った。ご支援いただきました皆様に心より御礼申し上げます」と話しています。
来月17日(日)には、関根学園高校で、販売した商品の生産者などを招いて学んだことを発表するということです。
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