2024年10月15日 13:59更新
「第15回えちご・くびき野100キロマラソン」がおととい上越市を舞台に開かれ、全国から集まった1800人を超えるランナーが出場しました。今回から新しいコースとなりランナーは目指しま各地域でのおもてなしや声援を受けながらゴールをした。
えちご・くびき野100キロマラソンは今回から100キロの部のスタートとゴールが謙信公武道館にかわりコースも変更しました。
大会には北は北海道から南は沖縄県まで50キロの部に492人、100キロの部に1314人のあわせて1806人が出場し、市内の田園地帯や山間部を駆け抜けました。
両コースの途中には、合わせて50か所ほどの休憩所が設けられ選手には上越ならではの手打ちそばや山菜の炊き込みご飯などが振舞われました。
このうちはじめて休憩所になった三和区上広田公民館はスタートからおよそ90キロの地点にあります。ゴールまで残り10キロほど。多くの選手がここで休憩し最後の力を振り絞ってゴールを目指します。
会場には地元町内会や三和スポーツクラブ、三和中学校の生徒など、合わせて100人のボランティアが参加し地元のあおき味噌や丸山酒造場の雪中梅の酒粕を使った「みそ汁」などを選手に振舞いました。
参加者
「長野から。酒かすみそ汁、しょっぱさもあっておいしかった。あと10キロ頑張れそう」
参加者
「濃厚なみそ汁。疲れているときにいっぱい飲みたい」
参加者
「(ウルトラマラソン)ことし9本目。ことしのパンフレットに私が表紙を飾っている。この大会はおもてなしがすごい!日本一!最高!」
三和中学校から参加した有志9人は太鼓やタンバリンを鳴らしたり大きな声を出して休みなくランナーに声援を送っていました。
三和中1年生
「(応援を通して)あきらめない気持ちを大事にしていきたいと思った」
上広田町内会 前田幸徳 会長
「はじめは不安だった。初めてだったから。やってみるとみんなの協力を得てよくやってくれている。成功した」
スタートから7時間7分過ぎ、100キロの部のトップランナーがゴールしました。
100キロの部トップ 埼玉県から参加 児玉雄介さん
「本当は7時間を切って優勝したかった。1番目標の優勝できてよかった。(休憩所では)何も食べないで水分だけで走った。思っていたより峠がいくつもあってきつかった」
出場選手のうち今回も含めて10回以上出場しているランナーはゴールドゼッケンをつけて走りました。今回は31人中およそ半数の14人が上越市からの参加でした。
ゴールドゼッケン参加者
「(魅力)沿道に途切れない応援。30キロ40キロの間、胃が痛かった。応援があったからたどり着いた。病みつきになってしまう。また2年後頑張ります」
今回制限時間内に完走したのは50キロの部が385人、100キロの部が805人、合わせて1190人で完走率は65.9%でした。
上越市から参加
「峠では遠くの景色を見れた。住んでいてもいかない場所だった。いい所だと感じた」
上越市から参加
「たくさん応援してくれた。ものすごく力になった。もっとトレーニングしてもっと早くゴールしたい」
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