2024年10月15日 09:33更新
使われなくなった棚田で育てた約8000株のヤナギバヒマワリを楽しむイベント「天空のお花畑」が14日(月・祝)に上越市安塚区で開かれ、地元安塚小学校の児童が、訪れた人に飲み物を提供したりクイズなどでもてなしました。
もてなしたのは、安塚小学校の5・6年生11人です。安塚区の山間部にある朴の木集落では、使われなくなった棚田を活用し、ヤナギバヒマワリを育てています。
10年前からは毎年この時期に「天空のお花畑」を開き、訪れた人にコーヒーや紅茶などを出していて、児童は8年前から手伝っています。
またこの日は、児童が地元にまつわるクイズを紙にまとめて訪れた人に配りました。クイズは10問あり、児童が地域の人から聞いた話などをもとに考えました。
訪れた人
「(児童の接客)爽やかですばらしい。地元のクイズだが難しかった」
児童
「朴の木の棚田のヤナギバヒマワリがきれいだと知ってもらえれば」
児童はこの日に向け、会場周辺にのぼり旗や案内看板を立てるなど準備も手伝いました。
朴の木自治会 松苗隆雄会長
「一生懸命やってもらい助かった。来年も経験を生かしてやってもらいたい。小学生の応援ももらいながら、これからも頑張っていきたい」
この取り組みは、景観が保たれ、地域に住む大人や子どもたちの交流が生まれていることが評価されたことから、今年度、国土交通省の「都市景観大賞特別賞」に選ばれました。
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