2024年09月12日 09:00更新
上越の食文化について学んでいる上越市立大和小学校の5年生が9月11日(水)、みそ作りに挑戦しました。
みそ作りをしたのは大和小学校の5年生34人です。児童は上越の発酵食品など、食文化について学んでいます。
きのうは上越市の杉田味噌醸造場の杉田貴子さんを講師に招いて「浮き糀みそ」を作りました。
杉田さんははじめに上越市出身で応用微生物学の世界的権威として知られる坂口謹一郎博士を紹介したほか、発酵食品の味噌について栄養の消化吸収率が高く、病気を予防し体調を整える効果があると説明しました。
このあと、実際にみそ作りを体験し児童は大豆と塩を混ぜたものに糀を加えて手で混ぜ合わせました。そこに発酵を促す「たねみそ」と水を加えてさらに混ぜ合わせます。
カビが生えないように、左右の手のひらに味噌を打ち付けながら空気を抜いて、桶に詰めていきました。
児童
「調味料(たねみそ)が入った水を入れるところが難しかった」
児童
「こねるところが楽しかった。みそ作りに関わる仕事をしてみたい」
杉田味噌醸造場 代表取締役 杉田貴子さん
「日常食べている味噌の作り方を意外と知らない。上越の名産なので作る工程から知ると愛着がわくことを期待している」
仕込んだみそは杉田味噌醸造場で熟成させ、1月下旬から2月ごろに出来上がります。完成したみそは児童に配られることになっています。
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