2017年11月08日 17:28更新
10月23日に台風による川の増水で道路が崩れたため通行止めになっている上越市桑取地区の県道で、8日から仮の道路をつくる工事が始まった。現場は、国道8号線沿いの有間川集落から約3キロ上流の小池の県道。
10月23日、道路わきを流れる桑取川が増水し、道路が堤防ごと10メートル以上にわたって崩れ、現在も通行止めになったままだ。迂回路はあるが、有間川集落をぬけて西側の山間部を走るため、以前より15分から20分余計にかかり、上流域の住民の生活に影響が出ている。住民からは「通勤や病院に通うのに大変苦労している。迂回路は急坂もあり雪が降ればとても走れない。」と一日も早い復旧を望む声が上がっている。
道路を管理する新潟県では、急きょ現場のすぐわきに仮の道路をつくることにし、きょうから工事を始めた。
写真提供:上越地域振興局地域整備部
仮の道路は幅5メートル長さ200メートルで、11月30日には通行できるよう工事を進める。今回の通行止めによって上越市では、有間川からくわどり湯ったり村まで迂回路を使った代替バスを運行しているが、仮の道ができた段階で被災前のバス運行にもどすことにしている。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.