2024年08月30日 13:42更新
妙高市に設置されている全国瞬時警報システムJアラートの受信機が故障していたことが29日(木)に分かりました。このため、妙高市では緊急地震速報や弾道ミサイルの発射などを知らせる緊急情報が防災行政無線から自動で配信できない状況になっています。市では数日の間に代わりの受信機に入れ替え、復旧させる見込みですが、それまでの間はテレビやラジオ、スマートフォンなどで情報収集するよう呼びかけています。
Jアラートは、国が緊急地震速報や弾道ミサイル発射などの緊急情報を全国に発信するシステムです。各市町村などにはそれぞれ受信機が設置されています。妙高市には市役所にありますが、29日(木)に職員が正常に作動していないことを示す警告ランプが表示されていることに気づきました。
受信機は故障していて妙高市では現在、緊急情報が市の防災行政無線から自動で配信できない状況になっています。妙高市で受信機が故障したのは初めてです。原因は分かっていません。
城戸市長
「妙高市が原因であれば改善策もあるが、(機械の故障は)一自治体の問題ではない。国民全体の安全安心を守るシステムなので、原因が分かった段階で働きかけたい」
市では代わりの受信機と交換し、数日の間に復旧させる見込みです。復旧するまでの間はテレビやラジオ、スマートフォンに配信されるエリアメールなどで情報収集してほしいと呼びかけています。
城戸市長
「市民や関係者の皆さまにお詫び申し上げたい。一刻も早く復旧できるよう取り組んでいる。緊急の場合は防災行政無線を使って積極的に呼び掛けたい」
市では復旧した場合、速やかに安全メールやホームページなどで市民に知らせることにしています。
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