2024年08月27日 17:37更新
60歳以上の人が出場する全国健康福祉祭、通称「ねんりんピック」のeスポーツ部門に、妙高市の「妙高eスポーツクラブ」のメンバー3人が初めて出場します。3人は大会に向けて小学生からアドバイスを受けながら、全国優勝を目指しています。
「ねんりんピック」に出場するのは「妙高eスポーツクラブ」の60代から70代のメンバー3人です。
「ねんりんピック」は60歳以上を対象にしたスポーツや文化の祭典で、厚生労働省などが毎年開いています。クラブでは今年新しく加わった「eスポーツ」部門で全国一を目指そうと応募し、県の代表に選ばれました。
メンバーの森山由美子さん
「楽しい。(魅力は)夢中になれることと、1人ではなく仲間とやれること」
リーダーの岡本敏子さん
「『若くなったね』、『生き生きしているね』と言われるようになった」
大会で競うのは人気ゲーム「太鼓の達人」です。音楽のリズムにあわせて太鼓を叩き、正確性などスコアを競います。ルールは3人1組のチーム戦で、本番では、課題曲7曲の中からランダムに選ばれた3曲をそれぞれがプレイします。
チームは去年11月から練習をはじめ、今は同じクラブの小学生から指導を受けています。この日はメンバー2人が練習に励んでいました。
リーダーの岡本敏子さん
「練習始めてから1か月くらいは上手になったが、そのあと下手になった(点数が出ない)。繰り返しやって波が出ないようにして少しは上手になった」
アドバイスをおくる小学生
「指導が必要ないくらいうまくなってうれしい。見る、聞く、覚える、これが大事な要素」
なかには週1回のクラブでの練習のほか、新しくゲーム機を購入し、自宅で自主練習に励んでいる人もいます。チームは全国一を目指そうと燃えています。
メンバーの森山由美子さん
「良かったり悪かったりがなくなるように1曲1曲高めていきたい」
リーダーの岡本敏子さん
「出るからには良い順位をとりたい。トップを狙いたい」
妙高eスポーツクラブ 植木直樹 代表
「練習をしてフルコンボも出せるようになった。本番ではとにかく楽しんでほしい」
「ねんりんピック」のeスポーツ部門は10月20日、21日の2日間、鳥取県で開かれます。
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