2024年08月17日 14:00更新

パリオリンピックで日本人選手がスポーツクライミングでメダルを獲得しました。上越市富岡のクライミングジム「ジェイプラス」には、オリンピックを見て競技を体験しようという人たちも訪れていました。

スポーツクライミングは東京オリンピックから正式種目となり、パリオリンピックで男子ボルダー＆リードで安楽宙斗選手が銀メダルを獲得しました。オリンピックの興奮が冷めやらぬ中、クライミングジム「ジェイプラス」には、体験に訪れる人が増えています。

先週10日ごろからはお盆休みが重なったこともあり、利用者がふだんの３倍、30人ほどに増えました。

体験した人
「オリンピック見ていた。あんな風にできるかと思ったができなかった」
「（ボルダリング）2回目。もっと上手になりたい」
「（魅力）年をとっても続けられるところ。健康のためにやっている」

ジェイテック 田中加織さん
「オリンピックを見て来た人もいるのでは。これを機にはじめる人が増えてくれたら」

このジムでは壁に取り付けられた「ホールド」と呼ばれる突起物に手や足をかけ、よじ登って課題に挑む競技「ボルダー」が体験できます。広さはおよそ330平方メートル、コースは全部で70種類あり、「ボルダー」ができる施設としては市内で最大規模です。

ジムでは、この場所を2028年に開かれる北信越国民スポーツ大会「ボルダー」の会場にして、競技を盛り上げたいと考えています。これまで国民スポーツ大会の「ボルダー」は県内で開催されたことはありません。 

ジェイテック 田中加織さん
「選手や愛好家の人口も増えるのでは」

スタジオスポーツクライミングには「ボルダー」のほかに登る高さを競う「リード」があります。このリードの大会は板倉区の旧山部小学校の体育館で開催できるよう来年度に整備される予定です。