2024年08月07日 17:09更新
この秋、上越地方の山間部ではツキノワグマのエサとなるブナの実が、凶作となる見通しであることが分かりました。
豊凶調査結果(速報)
凶作:結実は認められない
不作:わずかに結実
県が今年7月、県内142地点でブナの樹木を調査した結果、主に山奥に分布するブナの実は県内全体では不作の予想です。このうち上越、魚沼、中越は凶作の予想です。
県では、ブナに加えてミズナラ、コナラ、クリ、オニグルミを含め、最終のとりまとめ結果を9月中旬に発表する予定です。
8月6日現在、県内のツキノワグマの目撃件数は523件です。人身被害が3件発生していて、県内ではクマ出没警戒注意報が出されています。夏の行楽で山に入る際は、被害にあわないために次のことに注意してください。
〇複数で行動し、ラジオや鈴など音の鳴るものを携行する
〇クマの活動が活発な早朝や夕方の入山は避ける
〇クマのエサとなる生ゴミや不要となった農作物、果実は適切に処分する
〇クマを誘引する御墓の供え物は持ち帰る
〇集落周辺や河川敷など、クマが隠れそうな藪は刈り払う
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.