2024年07月29日 18:20更新
高校生の文化系のクラブ活動のインターハイ「全国高校総合文化祭」の小倉百人一首かるた部門に、県立高田高校3年の根津こころさんが初めて出場します。高校生活最後につかんだ夢の舞台、攻めのスタイルで「自分の全力を相手にぶつけたい」と意気込んでいます。
「全国高校総合文化祭」小倉百人一首かるた部門に出場するのは、高田高校3年の根津こころさんです。根津さんは春の県大会で7位に入り、県代表の8人、団体戦のメンバーに選ばれました。
根津こころさん
「3年間の部活の目標が個人戦で全国大会出場の決定。あこがれの場所。決まったときはうれしかった」
百人一首ははじめに、無作為に選ばれた札25枚をお互いに自分の前、自陣に並べます。この後、15分間、札を暗記する時間が設けられ、相手の札もあわせて50枚を覚えます。競技は自分の陣の札が早くなくなった方が勝ちです。相手の陣の札をとると、自分の陣の札1枚を相手の陣に置くことができます。
根津さんが得意としているのは攻めのスタイルです。負けを恐れず、相手の陣の札を積極的に取りに行き、プレッシャーをかけ、流れを引き寄せていきます。
根津こころさん
「速く動いて(相手の陣の札)取れたときに札を相手に送ることができる。自分で試合の流れを作ることができる。相手が自分より格上の選手の場合攻めて自分の流れを作り勝ちにつなげる」
根津さんは高校に入って百人一首をはじめました。1年生のときから練習会に参加し、社会人などの格上の選手と対戦し、アドバイスを受けて腕を磨き続けてきました。
根津こころさん
「指導やアドバイスありがたい。格上の選手は自分よりも考えてプレー。たくさんアドバイスくれる。試合で得たものを吸収して
自分のものにできるように頑張っている」
根津さんが出場する「全国高校総合文化祭」小倉百人一首かるた部門は8月1日(木)に岐阜県で行われます。
根津こころさん
「自分の全力を相手にぶつける気持ちで競技したい。応援よろしくお願いします」
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