2024年07月06日 21:33更新
上越市立北諏訪小学校で、サクラの生態や手入れ方法を学ぶ授業が3日(水)行われました。
北諏訪小学校には、敷地を囲うようにソメイヨシノ77本が植えられていて、地元の人からは「サクラの学校」と呼ばれています。学校では毎年春になると児童が校庭のサクラの下で花見をしながら給食を食べるのが恒例となっています。
サクラが校庭に植えられたのは今からおよそ70年前です。ソメンヨシノの寿命と言われる60年を超えていることから、学校では地域の宝として残していこうと、2年前から児童がサクラの保護について勉強しています。
3日(水)は高田城址公園のサクラの手入れなどをしている市民団体エコ・グリーンの青木ユキ子さんを講師に招き、3年生12人がサクラの生態などについて学びました。
青木さんはサクラにとってどんな環境が望ましいかや、病気にかかってしまったサクラをどう手当てし、保護していったらよいかなどパネルを使って子どもたちに伝えました。
児童はこのあと青木さんと一緒に校内のサクラを観察しました。
エコ・グリーン 青木ユキ子さん
「学校のサクラは先輩や地域の人が大事に植えて大事に守っている。そういうのを守ってもらうには次の世代へ引き継いでいくべき。守ってほしい」
北諏訪小学校では9月28日に地域の人たちも一緒にサクラについて学ぶイベントが開かれることになっています。
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