2024年07月03日 10:50更新
上越地域で長年にわたって少年補導員として活動している3人に2日(火)上越警察署から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは、上越市で少年補導員として活動している割烹髙はしの女将 高橋道代さん、日本バレーボール協会評議員の佐藤文男さん、建築士事務所経営の磯田一裕さんの3人です。少年補導員として高橋さんは活動7年目、佐藤さんと磯田さんは6年目になります。
現在、上越警察署管内では38人の少年補導員が活動していて、主に、各地域での子どもの見守りや、祭りやイベント会場などで未成年者が飲酒や喫煙をしていないかなどパトロールしています。また少年サポートセンターが運営する畑では、子どもたちと一緒に野菜をつくる取り組みも行っています。
磯田一裕さん
「こちらから子どもたちに積極的に声をかけたりコミュニケーションを取る中で打ち解けていく子供たちが多いので、より地域と子どもたちが結びついていけるように活動していきたい」
佐藤文男さん
「少年サポートセンターの畑で野菜の収穫したりする中で子どもたちが大人と触れ合うことで大人との接し方など学べている。そういったことが少年非行などの未然防止になっているのではと思う」
上越警察署 内山嗣久署長
「全体的にコロナが5類に移行後、街頭犯罪が増えている中でそれぞれの地域で少年非行や少年問題について関心を持っている人が地域にいることは非常に助かる。今後もそれぞれの地域で持続可能な限りできる範囲で尽力いただければと思う」
上越警察署によりますと、今年1月から5月までの管内での少年補導件数は67件で、去年の同じ時期より16件減りました。主な内訳は未成年の飲酒や喫煙、夜のはいかいなどでした。警察によりますと、以前に比べて夜に出歩く子どもが少なくなり補導件数は年々減っているということです。
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