2024年06月29日 14:15更新
夏のレジャーシーズンを前に妙高市のいもり池の水面を覆っているスイレンを除去する作業が今年も行われています。
いもり池ではいまから10年以上前、外来種のスイレンが繁殖しはじめ、池を覆うようになりました。市などでは水面に妙高山が写る「逆さ妙高」の景色を守ろうと毎年春と秋の2回除去を行っています。
池では先週、覆っていたスイレンが刈り取られました。27日(木)は池の平温泉区協議会や地元住民に加え長野県や滋賀県などから来たボランティアなどおよそ40人が参加し、スイレンが生えてこないように光を遮る防草シートを池の底に設置しました。
シートはつなぎ合わせたもので、縦80メートル横6メートル。これを3列分作って、池の底1400平方メートルに沈め、土のうで固定しました。
池の平温泉区協議会 太田 善万 区長
「(防草シートを)敷いたおかげで下から新しい芽が出てこない。敷いたところは、きれいな湖面になっている」
ボランティア
「(去年12月)妙高に移住。いもり池 すごくきれい。何もしなくても気持ちよく過ごせる。みんなが頑張っていたので、私も頑張れた」
防草シートの設置は4年前から行われていて、今回を含めて池の半分ほどに設置が完了しました。池全域に設置するには、あと2年ほどかかるということです。
池の平温泉区協議会 太田善万 区長
「観光客が以前より増えている。(いもり池は)妙高の宝なので守らなければいけない。いもり池をきれいにしていきたい。いもり池や妙高山を見て自然に触れてもらえれば」
次回は紅葉シーズン前の9月末に刈り取りが行われます。
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